バリ島研修レポート(初めてのバリ島旅行記【女子旅・ウブド・チャンディダサ編】) せっかくバリ島に行くなら、こんなホテルステイはいかがですか?

インドネシアが誇るアジア屈指のリゾートアイランド「バリ島」。
自然豊かなバリ島は、海に山に訪れる場所によって違った表情をみせてくれるリゾート地です。

今回は、GOHでインドネシア・バリ島旅行のアレンジを担当している、大のバリ島好きの私がプライベートのバリ島旅行記(ブログ)をまとめました。5泊7日のバリ島旅行では、熱帯雨林や棚田が美しい「ウブド」と閑静なビーチエリア「チャンディダサ」の2箇所に宿泊。観光やアクティビティよりも、ホテルでの滞在を心ゆくまで堪能することを目的とし、バリ島旅行(母と女子旅!)を満喫してきました。

最後にバリ島にいく前に知っておくべき基礎知識もまとめたので、バリ島旅行を検討中の方の参考になればと思います。

そもそも、なぜ今回バリ島へ?

アマンダリの風景

「海外なんて私はいいよ、国内で十分」と言う母を無理やり説得し、親孝行を兼ねた海外旅行先に私が選んだ場所、それがバリ島。バリ島を選んだのは、もちろん私自身がバリ島を好きだからという理由もあるのですが、日本から近い!というのが最も大きな理由です。
私の母は50代ですが、そもそも海外旅行に乗り気ではない上、飛行機も苦手。10時間以内で行ける海外となると場所は限られてきます。

バリ島旅行なら、憧れのホテルブランドへの宿泊も夢じゃない?

アマンキラの風景

またもう1つの理由は、バリ島なら“良いホテル”に泊まることができるから。今回は親孝行も兼ねた旅行なので、せっかくなら一生に一度泊まれるかどうかってくらい素敵なホテルで母にゆっくりしてもらいたい……。

バリ島旅行ならセレブや芸能人御用達の5つ星以上のホテルへの宿泊も夢ではありません。というのも、バリ島は航空券や物価が他の人気リゾート地と比較して安いのです。
普段より背伸びをして雑誌やテレビで見たことのある憧れのホテルに宿泊しても、意外と宿泊料がリーズナブル!ですので、ホテルでの滞在を楽しむにはバリ島はもってこいのリゾートというわけです。

アヤナリゾート、ブルガリ、セントレジス、リッツ・カールトン、ウェスティン、コンラッドといった世界の名だたるホテルブランドでの滞在も、バリ島旅行なら叶うかもしれません。

今回私が宿泊際に選んだのは、東南アジアを代表する世界的なラグジュアリーリゾートホテルチェーン「AMAN Resorts(アマンリゾーツ)」のAMANDARI(アマンダリ)とAMANKILLA (アマンキラ)という2つのホテル。
AMANDARI(アマンダリ)は熱帯雨林や棚田の美しいエリア「ウブド」にあるホテル。
ウブドはバリの伝統工芸や舞踊の中心地とても知られている注目のエリアです。
一方、AMANKILLA (アマンキラ)は知る人ぞ知る閑静なビーチエリア「チャンディダサ」にあるホテル。

それぞれのホテルは、車で1時間半ほど離れたエリアに建っています。バリ島の面積は東京都の約2.6倍と広すぎないので、3泊以上する場合は、異なるエリアに滞在し、“違った表情のバリ島”を体験してみるのもおすすめです。
前置きが長くなりましたが、今回の5泊6日のバリ島旅行記では「バリ島の魅力」と「アマンリゾーツの魅力」をリアルな言葉でお伝えできればと思います。

バリ島旅行記〜出発日(日本→インドネシア)編〜

関西国際空港(関空)を出発し、バリ島唯一の国際空港であるデンパサール国際空港(ングラ・ライ空港)へ。日本からバリ島への直行便は、成田空港または関西国際空港からインドネシア国営の「ガルーダ・インドネシア航空」が運行しています。

今回はせっかく良いホテルを取ったので滞在先でできるだけ長くゆっくり過ごしたいということで、ガルーダ・インドネシア航空の直行便を選択。関空からバリ島は直行便で約7時間かかります。関空を午前10時50分に出発し、バリ島に現地時間16時50分に到着できるので、時間帯がちょうどいいのです。

ちなみに直行便を利用しない場合は、シンガポールやマニラ、上海などのアジアの主要都市を経由する乗り継ぎ便を利用することができます。その場合、日本を出発してバリ島に到着するまでに10時間〜20時間ほどかかります。

時間がかかっても安い方がいいという方は乗り継ぎ便を利用して、旅行代を節約するという手もありですが、子連れのファミリー旅行や旅行日程が短い場合は直行便がおすすめです。

またガルーダ・インドネシア航空はじつは「ビジネスクラス」がリーズナブルな航空会社。バリ旅行では少なくとも往復で15時間以上を機内で過ごすことになります。例えばハネムーンなどの特別な旅行では、少し奮発して快適なビジネスクラスを選ぶという選択肢もバリ島旅行ならあり!

バリ島旅行記〜ウブドのホテル滞在編〜

バリ島旅行記〜ウブドのホテル滞在編〜

アマンダリ(ウブド)

1日目は、早朝に家を出発し関空からバリ島へ。ガルーダ航空の直行便で約7時間、デンパサール空港に到着です。今回は新婚旅行ぶり(約30年ぶり)の海外という母と2人の女子旅。

入国審査をパスし、荷物をピックアップしてアライバルゲートへ向かうと、真っ白な制服を着たアマンダリのスタッフが満面の笑顔で迎えてくれました。アマンをはじめとするラグジュアリーホテルでは、手厚い空港送迎サービスを行なっているホテルが多くあります。海外慣れしていない母親は、異国の地で最初は不安そうでしたが、ホテルスタッフの笑顔をみてほっとしたようでした。

バリ島の空港からウブドにあるアマンダリまでは車で約1時間30分。今回宿泊するアマンダリは、アマンリゾーツで2番目に古く28年の歴史を持つホテルです。
ウブドにあるアマンダリは、きっと村の中にひっそりと建つホテルだと想像していましたが、ホテル周辺は飲食店やお土産屋が多くあり賑わっていました。現地スタッフが言うには、ウブドは近年観光地として急激に発展しているとのこと。

そんな街中をしばらく走ったあと、車1台しか通れない細い道を進むといよいよホテルのゲートが見えてきます……。セキュリティチェックを抜けると、想像以上の楽園が待っていました。

空港の時と同じく満面の笑顔で迎えてくれる現地スタッフ(ゲストアシスタント)、目の前に広がる田園風景とその風景に馴染んだバーラウンジとレストラン。やっとバリ島に来ることができたいう喜びで一気にテンションが上がります。
到着するとさっそく担当のゲストアシスタントがお部屋まで案内してくれます。私たちのお部屋はプライベート温水プール付きのスイートです。

アマンダリ/プールスイート

山盛りのバナナ、リンゴ、オレンジ、スターフルーツなどテーブルに並ぶ南国フルーツにバリに来たんだな〜と改めて実感。ちなみに、このフルーツは食べても食べてもいつの間にか新しいフルーツが補充されるので、3日間の滞在で空になることはありませんでした。

アマンダリのフルーツ盛

部屋に到着し、しばらくお部屋を案内してもらっていると、別のスタッフがウェルカムドリンクを運んできてくれます。

アマンダリのウェルカムドリンク

お部屋の一番のお気に入りは外に設えられた石造りのバスタブ。バスオイルとバスソルトは南国の花の香りがして癒されます。
シャンプーやリンスは全て蓋付きの陶器でできた容器に入っており、ポンプ式ではなく容器を傾けて出すスタイル。置いてあるものひとつひとつが上質でセンスよく、お部屋の随所にこだわりを感じます。

2日目は晴れ時々曇り、午前中はお土産を買いに街へ。街へ出かける際は、アマンのホテルスタッフが車を出してくれます(有料です)。
スタッフがおすすめしてくれたウブドのアタ工房では、籠バッグやコースーターを大量に購入。ちょっと買いすぎじゃない?と私がツッコミを入れたくなるほど。

ウブドのアタショップで買い物

アタ工房では、製品を作っているところも見学できます。ランチョンマット程のサイズのアタ製品を作るのに1週間もかかるそう。製品ができるまでの背景を知るとますます愛着が湧きますよね。

ウブドのアタ工房

その後、近所のローカルレストランでバリ料理を食べ、ホテルへ。2日目の午後はプライベートプールで泳いだり、母と2人でスパを体験したりとホテルステイを満喫。
アマンダリのスパにはカップルルームがあるので、英語の話せない母と一緒にスパの施術を受けることができ助かりました。

アマンダリのスパ

ホテルが用意してくれるアフターヌーンティー(無料サービス)では、バリの伝統菓子やバリコーヒー、ジンジャーティーをいただくことができます。
バリ伝統菓子(名前は不明)はゴマ団子に近い少し不思議な味がしました。個人的にはあまり好みの味ではなかったですが、これもバリ島旅行の貴重な思い出。

バリの伝統菓子

3日目は生憎の雨。朝はホテルが提供してくれるヨガ(無料サービス)を体験。その後、レストランでバリ風のおかゆを食べ、近くを少し散策するも雨が降ってきたので撤退。

ウブド散策風景

その日はホテル内のライブラリーやお土産ショップをのぞいたり、昼寝したりして過ごしました。雨でもホテル内の施設が充実しているので、全然退屈しません。むしろ観光しなくていい理由が見つかって、罪悪感なくまったりできました(笑)。

バリ島旅行記〜ビーチホテル編〜

バリ島旅行記〜ビーチホテル編〜

アマンキラ(チャンディダサ)

4日目は朝食をすませて、2つ目の宿泊先であるアマンキラに車で移動。送迎車はホテルが用意してくれます(有料です)。
途中で再びアタの工房に立ち寄り、お土産を追加購入。母はお土産が買えて満足した様子です(笑)。アマンダリから車で約1時間30分走ると2つ目の宿泊先アマンキラに到着。

アマンキラは高台にあり、眼下には海を臨む絶景が広がるビーチリゾート。全33室のスイートは独立しており、迷路のような長い階段で繋がっています。敷地内の階段を歩くだけでいいエクササイズになります。連日食べ過ぎの私たちにはちょうどいいかも。

アマンキラでもゲストアシスタントがお部屋やホテル内の施設を丁寧に案内してくれます。シャンプーやソープはウッディな香り。また、お部屋はレモングラスの爽やかなアロマで満たされていて、アマンダリとはまったく違う匂いに新しいリゾートに来たことを実感させられます。

アマンキラのスイート

ここのウェルカムドリンクはなんとフローズンカクテル風(ノンアルコール)でした。南国のフルーツの種のプチプチした食感がおいしかった……。

アマンキラのウェルカムドリンク

案内が終わって間もなく、ランチを食べにビーチ近くのレストランへ。そこでは海沿いのリゾートらしく「フィッシュタコ」をチョイス。クセがなく、辛すぎず、日本人の口にも合う味付けです。

フィッシュタコス

その日は曇りでひんやりとしていたので、プールに入るのは延期。まだ2日間あるので、初日はお部屋を満喫することに。
夜はメインダイニングでディナー。何を食べてもおいしいですが、特にルッコラと梨とパルミジャーノチーズのサラダは絶品でした。母も気に入ったようで3日間連続で注文したほど。

アマンキラでディナー

夕食後は部屋でカクテルを飲みながら久しぶりのトランプ。観光地だと、ここもあそこも行かないと!と予定を詰めてしまいがちですが、リゾートではとことんホテルでの時間を楽しむステイが個人的にはおすすめです。

部屋でトランプ

5日目は快晴。この日はインルームで朝食。海をみながら食べるエッグベネディクトとオムレツはいつにも増しておいしく感じます。
朝食後はアマンキラの目玉ともいえる「三段プール」へ。バリの棚田をイメージして作られたプールはどこから撮っても絵になります。

アマンキラの三段プール

私があちこち写真を撮ったり、プールで泳ぐ間、母はプールサイドの屋根付きベッドでうたた寝。海風の心地よいプールサイドで波の音を聞きながらのうたた寝は最高なんですよね。

その後、プール沿いのレストランでランチ。ここではナシゴレン、サラダをシェア。ここのナシゴレンは今まで食べたナシゴレン史上一番おいしかったです。日本人好みの甘辛な味付けで、ボリュームもたっぷり。

ナシゴレンとサラダでランチ

連日食べ過ぎのため、その夜の食事はレストランに行かずインルームでサラダとワインを注文し2人で酒盛りスタート。お部屋なら寝たい時に寝れて、心置きなく酔っぱらえますしね(笑)。そしてなにより目覚ましをセットして寝なくていい……なんて幸せなんだろう。

6日目の最終日も快晴。インルームで朝食を取り、再び三段プールへ。母は相変わらずプールには入らず、プールサイドのベッドで読書とうたた寝。
私はというと、泳ぎ疲れてはプールサイドのベッドでうたた寝……の無限ループ。リゾート地だからこそできる贅沢な過ごし方です。アマンキラには、プライベート感のあるビーチもあるのでまったく飽きません。

ランチは例のお気に入りのサラダをオーダーし軽めにすませます。午後もプールサイドでまったり過ごし、出発前に軽くバーで乾杯。

名残惜しいですがここでバリ島旅行の全日程は終了。アマンキラをレイトチェックアウトし、デンパサール空港へ。

今回は母も私も初のバリ島旅行でしたが、ウブドでもチャンディダサでも、心からホテルステイを満喫できました。バリ島は、グルメやスパ、買い物も楽しめるのでカップル旅行や家族旅行はもちろん、女子旅にもおすすめです。

バリ島にはアマンリゾーツの他にも素敵なホテルが多くあります。バリ島旅行の際は、“ホテル重視”で旅行プランを立ててみてはいかがでしょうか?GOHではご要望やご予算に合わせてぴったりのホテルをご提案します。

一生に一度は泊まってみたい!AMAN RESORTS アマンリゾーツとは?

アマンリゾーツは全世界21か国に34のリゾートやホテルを展開している、ラグジュアリーホテルブランド。
昨年度の「トップラグジュアリーホテルブランド 2018 – Luxury Travel Intelligence」では第1位に選出され、世界中に熱狂的なファン(通称アマンジャンキー)がいることで知られています。

日本では、大手町の「AMAN TOKYO(アマン東京)」、伊勢志摩の「AMANEMU(アマネム)」そして「AMAN KYOTO(アマン京都)」の3店舗を展開。一生に一度は泊まってみたい、そんなハイクラスのホテルです。

バリ島ってどんなとこ?基地知識をおさらい

インドネシアにあるバリ島は日本から直行便で約7時間で行くことのできるアジア屈指のリゾート地。ハワイやニューカレドニア、モルディブなど人気のビーチリゾートと比較すると、距離が近い、物価が安いということもありおすすめのリゾート地です。
ここではバリ島の時差、気候、お金、言語、宗教など知っておきたいバリ島の基本情報を簡単におさらいします。

インドネシアのバリ島の地理と時差は?

バリ島は、東南アジアのインドネシア共和国バリ州に属する島。インドネシアの首都であるジャカルタの東側に位置するバリ島は、面積は約5633㎢(東京都の約2.6倍)です。

バリ島の気候(雨季と乾季について)

バリ島には雨季(10月〜3月)と乾季(4月〜9月)があります。1年を通して気温の変化はあまりなく、平均気温は最低24度〜最高31度くらいと言われています。
バリ島を訪れるベストシーズンは乾季。とはいえ、雨季でも日本の梅雨のように1日中雨が降り続けるわけではなく、毎日2〜3時間雨が降るだけなので、ずっと天気が悪いというわけではありません。

サーフィンやダイビングなどマリンアクティビティをしたいという方には乾季がおすすめです。一方、南国フルーツを楽しむには雨季がベストシーズン。
また雨季は乾季と比較すると、航空券やホテル代が安くなるというメリットがあります。少々強引ですが、雨季でも乾季でも楽しめるのがバリ島旅行というわけですね。

バリ島の言語と宗教は?

バリ島の公用語はインドネシア語ですが、バリ島での日常会話はバリ語が使われることが多いようです。宗教はバリ・ヒンドゥー教で、バリ島の約90%が信仰していると言われています。ちなみにインドネシアでは、イスラム教をはじめ、ヒンドゥー教、キリスト教、仏教、儒教などが信仰されています。

通貨はルピア、チップもお忘れなく

バリ島の通貨はRp(ルピア)です。1ルピアは0.0078円(10月30日時点)。聞き慣れない通貨単位なのでイメージをしづらいかもしれませんが、例えばミネラルウォーターだと1本約3,000ルピアなので、日本円で約24円で購入できる計算です。場所や物、サービスにもよりますが、感覚としては物価は日本の1/3ほどでしょうか。

チップに馴染みのない日本人は忘れがちですが、バリ島にはチップ文化があります。お会計にサービス料が含まれている場合はチップは不要ですが、ホテルで荷物運んでもらった時や、レストランのサーバーにはチップとして約10,000ルピア(約78円)ほど渡すのがマナーです。

以上、知っておきたいバリ島の基礎知識をまとめてご紹介しました。日本から約7時間で行くことのできる楽園バリ島!旅行のアレンジはバリ旅行の専門家GOHにぜひお任せください。

※本レポート掲載の特典等は研修期間内のもので、変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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