[バリ島旅行ガイド]年末年始をバリ島で過ごす。初日の出を楽しむ年越し旅行ガイド

年末年始をバリ島で過ごす 初日の出を楽しむ年越し旅行ガイド

年末年始を海外でゆっくり過ごしたいという人も多いと思います。バリ島に行く場合、飛行機の直行便は成田から約7時間半、羽田、関西空港からは約7時間。時差は-1時間。平均気温は27℃と暖かく、カップルや家族旅行にもバリ島はおすすめです。

年末年始のバリ島旅行は単に航空券や宿泊費が上がるだけではなく、バリ島らしい一面に触れられる魅力的な季節。美味しいトロピカルフルーツが出回る雨季のバリ島は、雨上がりの後のライステラスや高原の緑は一段と鮮やかさを増し、美しい光景が広がります。
クリスマス、ガラディナー、初日の出といった、年末年始ならでは楽しみも魅力です。
そんな年末年始のバリ島旅行を楽しむために、料金・費用や混雑状況、初日の出の時間、服装などについて、まとめました。

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バリ島の年末年始は雨季?現地の天候と適した服装を紹介

1月は、降水量が1年の中でもっとも多い時期です。また、日本は真冬ですがバリ島は常夏。年末年始のバリ島の天候と、この時期に適した服装をおさえ、備えましょう。

年末年始のバリ島の気温は27℃くらい。夏の服装で観光できる

バリ島の気温は地域によっても多少、異なりますが、熱帯モンスーン気候のため、1年を通じて平均気温は28℃くらいです。12月、1月は最高気温が31℃、最低気温が25℃、平均気温は27℃くらいで湿度は高め。

この時期は、雨季でも日本の夏に近い暑さなので、夏の服装でOKです。ただ、ホテルやレストランなど、冷房が効いている屋内や雨上がりの夕方、また、ウブドエリアは冷え込むことがあります。ですから、カーディガンやウィンドブレーカーなど、羽織るものを持って行くようにしましょう。

年末年始、バリ島の滞在に適した服装は?
男性の場合
  • 半袖のTシャツ
  • 半ズボン、長ズボン
  • フード付きのウィンドブレーカー
  • 帽子、サングラス
  • ビーチサンダル(ストラップ付きがよい)
女性の場合
  • 半袖のTシャツ、もしくは丈が長めのワンピース
  • フード付きのウィンドブレーカー
  • 長ズボン
  • 帽子、サングラス
  • ビーチサンダル(ストラップ付きがよい)
服装などに関する注意点
  • 寺院を観光する場合、半ズボン、ミニスカートなどの肌の露出が多い服装はNG。入り口にあるサロン(腰巻)やサシャ(腰ひも)を巻けば問題無いですが、長ズボンを持参してもよい
  • 折り畳み傘も必需品ですが、現地の人はあまり傘を差しません。フード付きのウィンドブレーカーがあれば、急に雨が降ってきた場合に便利。
  • 大雨に降られた場合に備えて、足元は靴下にスニーカーよりも、ビーチサンダルがおすすめ。
    ストラップつきのサンダルであれば、スコールで脱げて流される心配もなく、より安全。
  • ホテルや高級レストランでもビーチサンダルの人は多いですが、ドレスコードがある場所に行くときは、男性はデッキシューズやローファー、女性はパンプスなど、足をホールドする靴でないと入れてもらえないこともあります。
バリ島の気候と服装と関する詳細情報は「バリ島旅行にはいつ、どんな服装がベスト?バリ島における乾季・雨季などの気候情報&観光別の服装ガイド」の記事も、ぜひご参照ください。

また、日本を出国する際、厚手のダウンやオーバーコートを着ていくと荷物がかさばって大変です。最近は薄手のダウンでコンパクトに圧縮できるタイプもありますが、ウィンドブレーカーやカーディガン、セーターなどを重ね着して体感温度を調節し、極力、荷物を増やさないように努めましょう。

雨季にあたる年末年始でもビーチでマリンスポーツは楽しめる

最近、バリ島の気候も地球温暖化に伴い、雨季は雷をともなったゲリラ豪雨に見舞われることも少なくありません。とはいっても、バリの雨季は午後2、3時くらいから大雨が降って、夕方にはやむケースがほとんど。夕立やスコールに似た感じですから、マリンスポーツなどのアクティビティを楽しむなら午前中に。午後はショッピングやスパ、エステなどの施設で過ごすとよいでしょう。

バリ島で体験できるマリンスポーツはサーフィン、シュノーケリング、シーウォーキングなど種類が豊富。初心者は日本語のオプショナルツアーもあるので気軽に参加できます。

そこで、バリで観光客に人気のマリンスポーツを4種類セレクトし、それぞれの魅力と注意点をまとめました。

バリ島で体験したいスポーツ
  • サーフィン

    サーフィン(イメージ)バリ島はワールドクラスの波が堪能できるとあって、世界中からサーファーが訪れるほど。中でも人気のエリアはクタレギャン。プロサーファーが経営するサーフショップも多いので、そこで季節のポイントや波情報などを入手することもできます。

    ただし、このエリアは波の規模が大きいだけに、中級以上のサーファー向け。初心者は体験レッスンに参加することをおすすめします。波が高いときは、どこのビーチでもドクロマークの赤い旗が出され「遊泳禁止」となるので注意しましょう。

  • ダイビング

    ダイビング・パダインバイ(イメージ)バリ島はサンゴ礁の海に囲まれているため、ダイビングにも格好の場所です。例えば、北東部にあるトゥランベンやアメッド、東側のパダンバイは初心者でも楽しめるダイビングスポット。器材に関しては初めからダイビング目的で行く上級者以外、現地調達のレンタルでよいでしょう。

    また、サーフィン同様、ビーチに遊泳禁止を表す、ドクロマークの赤い旗が出ているときは不可となります。

  • シュノーケリング

    シュノーケリング(イメージ)サンゴ礁の美しい海の中には、色とりどりの熱帯魚が泳ぎ回り、まるで竜宮城に来たような気分に浸れます。気軽にシュノーケリングを楽しむなら、南部のヌサドゥアベノア(ブノア)、東部のパダンバイ、アメッド、北部のロビナなどがおすすめ。

    東南部にあるレンボガン島はサーファーに人気ですが、海の透明度が高いので、シュノーケリングにも最適。ここはサヌールから高速ボードに乗り、50分ほどで行ける離島。バリ島に比べて雨季でも雨が少なく、風光明媚の島です。

  • パラセーリング

    パラセーリング(イメージ)パラセーリングはパラシュートを背に、モーターボードに引っ張られて空に上昇して空中散歩が楽しめるスポーツ。青い空から望む海も絶景で、サヌールヌサドゥアなどが人気です。
    初心者はインストラクターが同乗してくれる場合もあります。

    ほとんどのマリンスポーツは多少の雨でも決行されることが多いですが、パラセーリングは雨や風が強い場合は中止。オプショナルツアーだと、業者によってバナナボートなど他のアクティビティに変更可能なこともあります。

バリ島で初日の出を見よう。日の出時間とおすすめの日の出スポットを紹介

バリ島といえば西海岸で見るサンセットが有名ですが、東海岸のサンライズも見ごたえたっぷり。特に、元旦は早起きしても、「初日の出」を見に出かけましょう。例年、元旦の日の出時刻は6時頃です。現地の人たちは初日の出を見る習慣がないので、元朝のビーチは比較的静か。

しかし、年末年始は観光客が多いため、日の出の30分前、少なくとも朝の5時半頃までには目的地に到着するようにしたいもの。夜明け前の薄暗い海の水平線から太陽が顔を出し始めると、光が差し込むにつれ、あたりは薄ピンクからオレンジ色へ。その情景は幻想的で、まるで巨大スクリーンで、ロマンチックな映画のワンシーンを見ているかのように感動させられます。

初日の出に最適なエリアは?

初日の出ツアーもありますが、周辺にホテルやコテージなどの宿泊施設が点在しているところも多いので、初日の出を見るエリアを決めたら、アクセスに便利な場所に滞在すると楽です

  • サヌールビーチ

    サヌールビーチのサンライズデンパサールの北東に位置するサヌールビーチ。東側のビーチなので初日の出を見るには絶好のスポットで、周辺には高級リゾートホテルが建ち並びます。
    ビーチは波も静かで、落ち着いた場所なので、お子さま連れの家族にも安全。海岸線沿いではジョギングや散歩、ヨガもできるので、地元民にも人気のビーチです。

    アクセス・・・空港からエアポートタクシーで約30~40分、バリ島各地からシャトルバスも運行。ウブドから約50分。

  • キンタマーニ高原、バトゥール山周辺

    バトゥール山サンライズトレッキング(イメージ)バリ北部に位置するバトゥール山は、標高1717mの聖なる山。その周辺にはバリ随一の景勝地といわれる、キンタマーニ高原が広がります。高原から眺めるバトゥール湖も絶景で、ここから眺める初日の出も感動的。

    アクセス・・・キンタマーニ高原へは、デンバサールから北へ約68km、車で約45分。

  • テガラランのライステラス

    テガラランのライステラスウブドから北へ約8kmに行ったところにある、テガララン村のライステラス。バリ有数の素晴らしい棚田から眺める初日の出も美しいです。ちなみに、田園地帯は基本的にトイレがないので、出かける前に済ませておくようにしましょう。

    アクセス・・・ウブドの中心部から車で約15分。周辺にはカフェもありますが、初日の出の時刻はクローズしているので、できるだけアクセスに便利な場所に滞在を。

  • ジンバランビーチ

    ジンバランビーチの夕日バドゥン半島の入口に位置するジンバランビーチは、波も穏やかなビーチなので、のんびりと過ごすのに最適。サンセットで有名なビーチですが、近くのホテルに滞在して、初日の出と夕日を眺めるのも素敵です。高級リゾート地としてのイメージが強いものの、最近は若者向けにカジュアルなタイプのホテルも増えています。

    アクセス・・・空港からエアポートタクシーで約15~30分。シャトルバスも運行。

  • ヌサドゥア、ブノア

    ベノアビーチのサンライズバリ最大のリゾートエリア、ヌサドゥアとその北部に延びるブノア地区。海岸から望む日の出のシーンは壮大なパノラマが楽しめます。マリンスポーツのメッカとしてもおなじみで、海岸線沿いには、さまざまなアクティビティ施設が並びます。

    また、ブノア岬の先端は、かつて港町として栄えたのどかな光景が広がり、バリ寺院、モスク、中国寺院などもあり、観光をするにもおすすめのエリア。

    アクセス・・・空港からエアポートタクシーで約20~40分。シャトルバスも運行。

【まとめ】年末年始のバリ島旅行について、押さえておきたいポイント

今回ご紹介した年末年始のバリ島旅行について、押さえておきたいポイントを振り返ってみましょう。

  • 年末年始の旅行費用はどこも割高傾向にあり、宿泊、航空券付きのパックツアーを申し込む場合、4泊6日で1人、16~22万円が目安。また、この時期は最低宿泊数が決められていることも多いので注意が必要です。詳細は各ホテル・ツアー情報をご確認ください。
  • 年末年始、人気のレストランは混雑するので、早めに予約を入れておくこと。お店が閉まっている場合は、ガラディナーの利用も一考を(パッケージツアーの場合、ホテルの宿泊プランに含まれていることもあります)。
  • 雨季にあたる時期ですが、基本的にスコールのような雨がほとんど。雨が降り出してから1、2時間程度のやむことが多いため、雨の合間にマリンスポーツも楽しめます。
  • 気温は27℃くらいなので、夏服で大丈夫です。
  • バリ島は日の出の絶景エリアも多く、元旦は早起きをしてでも、初日の出を見に行くことをおすすめ。日の出時刻が朝の6時頃なので、その30分前には現地に着くようにしましょう。

※掲載画像はイメージです

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