バリ島からジェット船で40分の距離にあるロンボク島は、バリ島ほど規模は大きくありませんが、海が美しいインドネシアの秘境として人気を集めています。
ロンボク島は特に欧米からの観光客が多く、宿泊客の需要に合わせたリゾートホテルも少なくありません。
今まで何度かバリ島に訪れたことがある人は、バリ島から少し足を伸ばしてロンボク島でのバカンスを楽しんではいかがでしょうか。
1. シェラトン スンギギ ビーチ リゾート Sheraton Senggigi Beach Resort
世界中に展開するホテル「シェラトン」は、ロンボク島のスンギギビーチ沿いにも存在します。
美しい海を目当てにロンボク島へ訪れる人にとって、スンギギビーチまで徒歩1分の場所に建てられたシェラトン スンギギ ビーチ リゾートはアクセス抜群のホテルだと言えるでしょう。
客室は「スーペリア」「デラックス」「エグゼブティブスイート」そして「ヴィラ」の4タイプがあり、どれもシェラトンらしさが感じられる大人向けのシックな内装が印象的。
そのなかでもデラックスルームは「ガーデンビュー」「オーシャンビュー」「プールビュー」の3タイプに分かれ、それぞれの客室で外の景色が異なるのが特徴です。
またビーチフロントにある「ラグーナビーチスパ」では、真っ青なスンギギの海を眺めながらスパを体験できます。
美しい海と極上のスパの組み合わせは、シェラトン スンギギ ビーチ リゾートならではサービスと言えるでしょう。
2. スダマラ スイート&ヴィラズ スンギギ Sudamala Suites & Villas, Senggigi
スダマラ スイート&ヴィラズ スンギギは、スンギギビーチのすぐ目の前にあるリゾートホテルです。
インドネシアの人気ホテルトップ25に入るこのホテルは、石造りの建物や藁葺きの屋根など、インドネシアの伝統建築が感じられるデザインが特徴的です。
青色で統一された敷地内は、スンギギビーチのコバルトブルーの海と重なり涼しげな印象。
ホテルの看板やプールの底に敷き詰められたタイルだけでなく、館内に置かれた備品類などあらゆるものが青色で揃えられ、青をベースとしたリゾート感溢れる雰囲気作りがなされているのが伝わります。
ホテルの名前にもある通り、客室は「スイートルーム」と「ヴィラ」の2タイプがあり、室内はどちらも風通しの良いリゾート感溢れる設計がされています。
スイートルームは「ガーデンビュー」「サンセットビュー」「オーシャンビュー」の3タイプがあるため、お好みの景観の客室を選ぶことが可能です。
3. クンチ ヴィラズ Qunci Villas
クンチ ヴィラズは、ロンボク島のビーチ沿いにたたずむ隠れ家的なヴィラリゾートです。
観光客が最も集まるスンギギビーチからは離れているため、ガヤガヤとした騒がしさがなく落ち着いて滞在ができます。
敷地内にはロンボク島の文化が感じられるエキゾチックな石像が置かれ、バリ建築とはまた違った異国情緒溢れる空気が漂います。
クンチ ヴィラズは宿泊施設のバリエーションが豊富で、ヴィラの他にも戸建てタイプの客室やプール付きのルームなど、複数の選択肢のなかからお好みの客室を選ぶことが可能です。
3ベッドルーム付きのラグジュアリーヴィラは最大6名まで利用することができるため、家族旅行やグループ旅行での滞在にピッタリでしょう。
敷地の奥には15メートルほどのプールがあり、プールに入りながら穏やかなロンボクのビーチを眺めることもできます。
スンギギビーチのような定番スポットからは離れゆったりと滞在したい人は、ぜひクンチ ヴィラズへの宿泊を検討してはいかがでしょうか。
4. ノボテル ロンボク Novotel Lombok
ノボテル ロンボクは、ロンボク島でスンギギビーチの次に有名なタンジュンアンビーチ沿いに位置するホテルです。
ロンボク島屈指に透明度が高いタンジュンアンビーチの海は、白い砂浜との青い海のコントラストが圧巻の絶景とも言えるでしょう。
村落をイメージして作られた敷地は、ロンボク島に住むササック族の住居がモチーフとなっています。
宿泊施設は風通しが良く藁葺き屋根が取り付けられ、南国のリゾート感を十分に感じさせる設計がなされています。
客室は「スーペリア」「デラックス」「ヴィラ」の3タイプがあり、ヴィラは「ササックヴィラ」や「プールヴィラ」などバリエーションが豊かなのが特徴です。
特にササック族の住居が再現されたササックヴィラは、他ではなかなか滞在できないロンボク島ならではのヴィラですのでロンボク島旅行の記念にぜひ宿泊してみて欲しいと思います。
またノボテル ロンボクはサーフスポットから近いリゾートしても知られるため、サーフィンを楽しむのには絶好の立地のホテルだと言えるでしょう。
5. ジ オベロイ ロンボク The Oberoi Lombok
ジ オベロイ ロンボクは、ロンボク島内のリゾートホテルのなかでも随一の高級感を誇るホテルです。
観光エリアから少し離れたメダナビーチ沿いに位置するため、観光客の数はあまり多くなく穏やかに過ごせます。
このホテルの魅力といえば、ホテルの目の前に広がる青く美しい海。
ただその青い海に負けないほど美しいのが、施設内のインフィニティプールです。
透き通るようなプールの水面には周囲に並ぶ木々が映り、もはやプールではなく絵画のようにも見えます。
夕暮時にはプールから真っ赤なサンセットを眺めることができ、真っ赤な夕焼けがプールに反射する様子はつい見とれてしまう幻想的な光景だと言えるでしょう。
客室は「パビリオン」と「ヴィラ」の2タイプで、その両方にロンボク島の伝統建築が取り入れられています。
ロンボク島らしさを取り入れつつもラグジュアリーで清潔感のあるジ オベロイ ロンボクは、初めてロンボク島へ訪れる人でも安心して宿泊できるホテルです。
6. リビング アジア リゾート&スパ ロンボク Living Asia Resort & Spa Lombok
リビング アジア リゾート&スパ ロンボクは、スンギギエリアにあるオリエンタル調のリゾートホテルです。
オンザビーチ型のホテルのため、ロンボク島の観光名所スンギギビーチまでは徒歩で向かえます。
ホテルに到着してまず迎えてくれるのが、仏陀の石像や卵形のオブジェが飾られたスタイリッシュなロビー。
白とブラウンのシックな配色で統一されたこのロビーは、訪れる人がホッと落ち着く穏やかな空間が出来上がっています。
レセプションを通過し敷地内に入れば、背の高い木々が植えられた南国らしい中庭が目に入るはず。
その中庭を囲むように建てられたコテージたちは、ロンボクの伝統建築が取り入れられたリゾート感が満載の宿泊施設です。
客室は「コテージ」と「ヴィラ」の2タイプになるため、プライベート空間がしっかり確保されているのがポイント。
窓が大きく日光が部屋全体に差し込む客室では、陽気な太陽の日差し感じながらゆったりとした滞在ができるでしょう。
7. ジーヴァ クルイ リゾート Jeeva Klui Resort
ジーヴァ クルイ リゾートは、ロンボク島でリゾートホテルを展開する「シーヴァ」グループ3つ目のホテルです。
ロンボク島にはあらゆる国から観光客が訪れますが、そのなかでも特に欧米系観光客からの根強い人気を誇ります。
客室は「ヴィラ」と「スイートルーム」の2タイプで、室内のインテリアには竹が用いられているのが特徴的です。
竹を使うことでバリ島らしさを感じさせつつも、客室自体はササック族の住居をモチーフにしているためロンボク島らしさにも触れられます。
どの客室も開放感があり、心と体を休めるのにはピッタリでしょう。
「ビーチフロントヴィラ」や「オーシャンビュースイート」の客室を選べば、室内からロンボクの青い海を見渡すことも可能です。
ロンボク島の青い海は他のリゾート地ではなかなか出会えない絶景ですので、周囲の景観にこだわりがある人はぜひこの2タイプの客室をご利用ください。
またジーヴァ クルイ リゾートでは、ヴィラやスイートルームからだけでなくビーチフロントのプールからもオーシャンビューを眺めることが可能です。
8. キラ スンギギビーチ ロンボク Kila Senggigi Beach Lombok
キラ スンギギビーチ ロンボクは、スンギギエリアの岬に建てられた大型リゾートホテルです。
ビーチ沿いというロケーションもあり、目の前には美しいロンボクの海が広がります。
敷地内には多くの設備があり、メインプールの他にもお子様用プール、テニスコートやスパなど宿泊客を飽きさせないサービスが豊富に用意されています。
宿泊施設は「ホテル棟」と「バンガロー」の2タイプに分かれるため、人数や好みに合った客室を選ぶことが可能です。
キラ スンギギビーチ ロンボクの客室には高級ホテルのような派手さはありませんが、日当たりの良い間取りと木材のインテリア家具からは温かみが感じられます。
ホテル棟は屋根が藁葺きで出来ているため、ロンボク島の伝統建築に触れることも可能です。
またロンボク島といえば夕暮時のサンセットが絶景なことで有名ですが、岬に建てられたキラ スンギギビーチ ロンボクからは、周囲に何も邪魔するものがない大きな夕日を眺めることができるでしょう。
9. プールヴィラ クラブ ロンボク Pool Villa Club Senggigi Beach Lombok
スンギギの岬に建てられた「キラ スンギギビーチ ロンボク」の敷地内にあるヴィラリゾートが、プールヴィラ クラブ ロンボクです。
キラ スンギギビーチ ロンボクとは敷地を分かち合いながらも、別々の宿泊施設であるという何とも面白いスタイルをとっています。
プールヴィラ クラブ ロンボクは、全16棟のヴィラすべてが2階建ての形をとっているのが特徴。
そのため大人数での宿泊も可能ですし、カップルなど2人きりで広々と贅沢に利用することも可能です。
室内のインテリアには木材で作られた家具が多く使われ、心落ち着く自宅のような空間となっています。
これら全16棟のヴィラはすべて敷地内のラグーンプールと結ばれているため、ヴィラから出てそのまますぐにプールに辿り着くのも嬉しいポイントです。
また敷地内にあるレストランはシーフード料理が美味しいと評判で、レストランではロンボク島の新鮮な海鮮を堪能できます。
おわりに
バリ島からジェット船で40分の距離にあるロンボク島は、すでに何度もバリ島に訪れた人にとって次の旅行先候補としてピッタリの島だと言えます。
日本人観光客はまだまだ少ないですが、欧米からの観光客が多いためホテルのクオリティも高く快適な滞在ができるはずです。
ぜひロンボク島への旅行を考える際は、ここで紹介したホテルを参考にして頂けたら幸いです。