バリ島が誇る、大規模な歓楽街がクタエリアです。
流行のレストランやカフェ、おしゃれなバーやクラブなど遊びには困らないほどの娯楽施設がクタには揃っています。
「観光地化されたクタに寺院なんてあるの?」と思う人もいるかもしれませんが、ガヤガヤと騒がしいクタエリアにも、実は厳粛な寺院は存在するのです。
この記事では、クタの中心地にひっそりとたたずむ仏教寺院Vihara Dharmayana Temple(ビハーラダルマヤナ寺院)を紹介します!
バリ島を代表する歓楽街クタに寺院はあるの?
バリ島旅行者の多くがクタエリアに滞在する理由として、クタエリア一帯にはショッピングセンターやレストランが集結し、観光するのに便利だからという点が挙げられるでしょう。
商業施設が多く近代的なクタには、「寺院」といった歴史的な建造物が少ないイメージがあります。
しかしクタの中心部を外れると、ガイドブックに載るような有名な寺院は少ないものの地元の人に愛される小さな寺院がちらほらと存在するのです。
「歓楽街」と「寺院」という対照的なものが同じ場所に存在するのが、クタエリアの面白さだと言えるかもしれませんね!
クタ唯一の仏教寺院Vihara Dharmayana Temple(ビハーラダルマヤナ寺院)
クタエリアの寺院でぜひ訪れて欲しいのが、ビハーラダルマヤナ寺院という仏教寺院です。
バリ島内には仏教寺院が5つありますが、クタエリアにある仏教寺院はこのビハーラダルマヤナ寺院1つだけ。
仏教徒の多い日本人として、一目見ておく価値はあると言えるでしょう。
ビハーラダルマヤナ寺院の基本情報
クタの中心地、ベモコーナー交差点から徒歩10分の距離にビハーラダルマヤナ寺院は存在します。
ビーチからは少し遠いですが、観光エリアの徒歩圏内にあるビハーラダルマヤナ寺院は、ふらっと遊びに行くには最適な観光スポットだと言えるでしょう。
1876年から歴史が続くこの寺院は、観光地のど真ん中にありながらも現地の人がお参りに訪れる落ち着いたスポットです。
赤を基調とした内装は華やかで、バリヒンドゥーの質素で厳かな寺院とはまた違った雰囲気を漂わせます。
仏教徒寺院最大と言われる、ジャワ島にあるボロブドゥール寺院の壁画を見られるのもこのビハーラダルマヤナ寺院の特徴でしょう。
ビハーラダルマヤナ寺院の魅力
ビハーラダルマヤナ寺院の魅力は、クタという騒々しいエリアのなかにありながらも静かで穏やかな空気感を保っている点にあります。
クタを観光する人のなかには、観光初日は楽しくても徐々に街中の騒々しさに疲れてしまう人も少なくありません。
そんななか、クタに似つかわしくない静けさを保つビハーラダルマヤナ寺院は、都会のなかのオアシスとも言えるでしょう。
また、ビハーラダルマヤナ寺院にあるガジュマルの木は「幸福の木」とも呼ばれ、現地の針人からは「訪れる人を幸せにする木」と信じられています。
ビハーラダルマヤナ寺院へ訪れた際は、ぜひガジュマルの木にお祈りしていってくださいね!
アクセス抜群のクタからは他の寺院へも足を伸ばしやすい
今回紹介したビハーラダルマヤナ寺院の他にも、クタエリアにはいくつか寺院があります。
ただクタにある寺院はほとんどが観光地化されていないため、敷地内に足を踏み入れるのに少し躊躇してしまうかもしれません。
そんな時は、クタから少し遠出して違うエリアの寺院に足を伸ばしてはいかがでしょうか。
観光バスに乗って日帰りでウブドまで行っても良いですし、ツアーのパッケージを使ってさらに遠くまで行っても良いでしょう。
クタはどのエリアにも移動しやすいアクセス抜群の立地にあるため、この交通の便の良さを活かして複数の寺院へ訪れてもきっと楽しいはずです!
バリ島では珍しい仏教寺院へ参拝に行くのもおすすめ
バリ島にあるほとんどの寺院がヒンドゥー教のものですが、せっかくならバリ島にたった5つしかない仏教寺院の1つへ訪れるのもおすすめです。
クタの中心にありながらも静寂に包まれたビハーラダルマヤナ寺院は、人混みの多いクタエリアの癒しスポットとも言えるでしょう。
バリ島旅行の際にクタへ滞在する人は、ぜひビハーラダルマヤナ寺院も旅の候補に入れて頂けたらと思います!
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